晴れたり曇ったり

病気が変えた毎日

今一番の気がかり 頚椎亜脱臼のこと

           

             

               

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smejiroです。20代で関節リウマチを発病して20年以上になります。

現在も治療に通院中です。今では大きな炎症も少なく割と穏やかに過ごしてます。

 

今現在は以前と比べものにならないくらい毎日普通に暮らしてます。

こんなに楽でいいのかと変に不安になったりします。(何かの罠か?)

 

それでもたった一つ気がかりが・・・。

 

今から2年半前に診断された「頚椎亜脱臼」のことです。

全く想像もしていなかった症状で大変な驚きです。

 

           頚椎を横からみたイラスト


                 

 

随分前に当時の担当医から「首に気をつけるように」と言われてました。

その時は全く自覚がなかったのでほぼ聞き流したような感じでしたが、

今思えばどういうことなのかきちんと尋ねて、注意を払うべきでした。

 

今一番後悔していることです。 

 

首関連で検査をしたのかどうかさえ覚えていないような状況でした。

せめて症状においての注意点だけでも聞いておけばよかった。

 

自分で書くのも怖いですけど、自分自身全く気にもとめていなかったので

是非知って頂き注意していただきたいと思い、記事にしてみようと

考えました。

 

 

 

 頚椎亜脱臼とは

専門病院の医師や専門家の方々の書かれたものを読んでも正確な病名は

わかりません。

リウマチの頚椎病変ってことですね。

リウマチ患者の3割に発症しているそうです。

 

担当医の説明によると私の場合は

・第1~第2頚椎間が前方に7㍉ズレているそうです。

  (正常より7㍉前へ出ている感じ)

レントゲンを撮って判明しました。

 

今後の治療について尋ねると、根本的な治療は手術しか無いそうですが

私の現在の状況だとそこまでいっていないそうで、「要観察」という

ことでした。

で、現在に至っています。

 

私の感じていた異常

頚椎亜脱臼と言われどういうものなのかを調べると、発病以前の症状が

表示してありました。

そのうちの一つ

 

首や肩の異常な凝り

 

私も身に覚えがあります。

 

特に強く凝りを意識したのが掃除のときです。

会社での階段掃除やトイレ掃除で前傾姿勢をとると首が前へ傾きます。

その姿勢を続けていると首が凝って、そのままの姿勢を続けられないので

上体を起こして首を回すなどして凝りをほぐし、また掃除の続きをするの

繰り返しでした。

 

この凝りは日がたつにつれキツくなっていきました。

その当時はリウマチによくある強張りだと思っていましたが、

これが頚椎亜脱臼の前の症状だったのではないかと今は思えます。

私は昔から肩こりを感じたことはなかったので・・・。

 

強い凝りは何年も感じていました。

そうして凝りとともに過ごしているうちある日突然、首の付根が

痛みだしました。

このときの痛みは今までに感じたことの無い、強烈なものでした。

数日続いたと思います。

 

エンブレル(生物学的製剤)を使っていて、随分と痛みなどの

症状も治まっていましたから、尚更辛い痛みでした。

 

その後一見何事もなく痛みは引いたので安心しましたが、やっぱり

強烈な痛みにちょっと不安になり受診の日に先生に話をすると

「検査」することになりました。

 

結果は「頚椎亜脱臼」でした。

 

正直まさか首にそんなことが起こっていたなんて考えもしなかったので

発病以来の大ショックでした。

 

治療法を尋ねてもとくに今の状況は何もしないとのことでした。

首に「カラー」を付けることもあるけれど、治療ではなく首の位置を

自覚して悪い姿勢を防ぐことに使うものだと言われました。

 

また、強烈な痛みが収まり「頚椎亜脱臼」を診断された後は、それまで辛かった

首や肩の凝りが嘘のように消えてしまいました。

(良いのか悪いのか)

 

 

            首を左右に振る女性のイラスト


                 

 

 

症状

毎日首の心配をしない日はありません。

私が現在感じている症状としては

・首を動かすと「ゴリゴリ」と嫌な音がする

・首を前へ傾ける姿勢を取り続けると首の付け根に違和感を感じる

  スマホ・パソコン・読書などの長時間の連続使用は難しい

・長時間前傾姿勢を取り続けるとそのうち違和感が軽い痛みになる

 

気をつけていること

診断後は特に「頚椎亜脱臼」への治療はないのですが、

心情的には今までのような生活態度ではいられませんでした。

そこで常に首を意識して自分でできることをしています。

・パソコンやスマホなどで長時間の首の前傾は避ける

・首の急な動作や激しい動作は避ける

・寝るときの首の位置が自分に合う枕を使用する

・朝ベッドの上で体を起こすことを反動では絶対しない

・首を鍛えると良いと言うことなので、調べた方法を無理なく

 行う

・心配のあまり首を使わなさすぎるのも駄目なようなので

 程よく左右に回すなどの動作をする(一種のストレッチ?)

 

これからのこと

治療に生物学的製剤を使用していても少しずつではありますが

進行すると言っている専門家の文書も読みました。

 

私も該当しますね。

 

ただ病気を薬でうまくコントロールできれば大きな問題を

避けることもできるということなので、真面目に現在の

薬の治療をしっかり続けようと思います。

 

もちろん首の前傾をなるべく避けるよう普段から注意して

生活したいと思います。

 

また、先生から「今はまだ心配は無いが、年齢的に足が弱くなっ

て転びやすくなったり、階段から落ちたりすると大変なことになる。

」と言われました。

 

確かにそうですね。

 

少しでも症状を悪くしないようあらゆる事に気をつけて

 

これからも穏やかに生活していけるよう努力したいと思います。

 

 

(ため息を一つ)