晴れたり曇ったり

病気が変えた毎日

関節リウマチと言われ民間療法等も試みました

               

            カップにスープ

smejiroです。20代で関節リウマチを発病して20年以上になります。現在も治療に通院中です。今では大きな炎症も少なく割と穏やかに過ごしています。

関節リウマチと診断された時に担当の先生から「治してあげられない」と言われ大変ショックを受けました。そんな時テレビで放映していた「関節リウマチ」を扱っている番組を見たり雑誌を見たりして、民間療法健康食品等に興味を持ち「自分も試したい」と思いました。

病気や体の不調で心配があれば健康食品や民間治療に興味を持つ人もいるのではないでしょうか。私もそうでした。

その結果が良かったのか悪かったのかは私の場合はよくわからなかったです。ただその時は病院以外でも治す方法はなにかあるはずだと思いたい一心で行ったことでした。ただ一つだけ良かった思うこともありました。そんな私の体験を書きたいと思います。

 

冷凍治療

 発病当時、テレビで新しい治療法として「冷凍治療」を紹介してる番組を見ました。早速電話していました。本当になんにも調べないでただテレビの情報のみで動きました。

場所は大分県です。動くのもやっとでしたので両親に付き添ってもらっての移動です。車で空港までいき飛行機で大分入りし、空港からホバークラフトで大分市内へ向かいました。ホバークラフトの乗降場に施設からの迎えの車が待っていました。そして施設へ入所です。

入所して初めてどんなことをする所かを理解しました。起床後からずっとほぼ一日体操着ですごし運動冷凍室へ入ることが全てでした。初め少しの間は施設での毎日がとても嫌でした。ですがそのうち年上の方ばかりでしたが、気さくに話ができ居心地が良くなるうち毎日が合宿しているみたいでとても楽しくなっていました。

冷凍治療は耳あて・手袋・水着のような姿で氷点下になった小さな部屋に数人で入り、掛け声とともにくるくる回って一定時間を過ごしすというものでした。風もあってとても寒いと言うより肌が痛かったです。その後体育館やグラウンドで鉄アレイや台を使って運動をしたりグループで散歩したりと一日過ごします。

リウマチ歴の長い人ばかりだったので、発病して3ヶ月位の自分の不安や悩みなどを話すと皆同じように「こうすればいい」「こうなるよ」などと色々教えてくれました。まるで「リウマチ学校」のようでした。

冷凍治療の結果はどうだったのかはよくわかりませんが、同じリウマチの人と話せたことや仲間ができたことがその後の前向きな闘病につながったと思っています。このことだけは大分まで行って本当によかったと今でも思います。

また施設で習った運動の方法も家でしばらく続けていました。リウマチでも運動は必要という考え方は同感できましたから・・・。

               

             凍った青い鳥

気功と漢方薬 

 西洋医学以外で私が行った治療は「漢方薬」と「気功」でした。発病当時は今ほど健康番組のテレビ放送も盛んではありませんでしたし、ネットもあまり活用できていませんでした。私が情報を得たのは「新聞の広告」欄や雑誌が主でした。テレビも大切で信用できる情報源でした。

広告欄でみていた情報は発売される雑誌のものが多く、その広告文の中から自分に必要と思える情報をいつも探していました。その中で見つけたものが私の家から車でも十分通える街にあった「気功と漢方薬」の治療でした。

気功」もテレビでは随分話題になっていましたので是非治療してもらいたいと思ったこともあります。「漢方薬」は体質改善をしたいと思い服用していました。煮出すものと粉末がありましたがどちらも数年服用して特に理由も無く辞めてしまいました。効果が実感できなかったことが一番でしょうか。

いつも結果が早く出ることを望んでいましたので、結果なかなか続きませんでした。

健康食品 

 発病当時やっぱりテレビの情報番組等で取り上げていた健康食品も色々試してみました。主に体質改善ができるというものを選びました。

 大体1健康食品につき1年位続けましたが、やっぱり効果は実感できなくて辞めてしまいました。とにかく早く結果がでることを望んでいたこともありましたが、なにせ高価なものばかりで経済的にも余裕が無く、効果が実感できないものにいつもでもお金をつぎ込む余裕がなかったのが理由です。

後悔はしません

発病当時はとにかく治したい一心で病院以外のものに必死で希望を求めていました。結局長くても3年程しか続かず今では病院の治療以外はおこなっていません。

今は少しの問題を除けば普通に日常を過ごすことが出来ていますが、当時は将来の自分の姿がどうなるのかという不安ばかりで、「どうすれば将来も変形しないで普通にくらせるのか」ということばかり考えていました。

そこで期待をしたのが「民間療法」や「気功」「漢方薬」「健康食品」でした。ちゃん

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と効果はでるものでも私のように移り気では駄目ですね。不安でいることより何かをしていたいという気持ちが強かったです。

 大分では「病気の先輩」からリウマチについて聞けました、仲間も出来ましたから今まで行った全ては無駄ではなかったと思います。仲間ができたという実感は心強かったです。後悔はしていませんが多少お金がもったいなかったという気持ちはあります。(ただの欲です)